続いて、この日行われたもうひとつの大会、第29回マルちゃん杯関東少年柔道大会をご紹介します。
外はあいにくのお天気でしたが、東京武道館の中へと一歩足を踏み入れると、子供達の試合への意気込みで熱気に溢れていました。
遠藤道場が出場する小学生の部・中学男子の部には、それぞれ111チーム、85チームがエントリー。全国大会出場を目指して熱い戦いが繰り広げられました。
まずは小学生チームからスタートです!
相手チームは、対戦相手全員が遠藤道場の子たちよりも体重が重いという厳しい試合展開となりましたが、大将の田中くんが30kg差の相手を投げ、技ありを取ると、応援席も「おー!」っと盛り上がりました。
その後残念ながら一本を取られてしまいましたが、大きく成長した姿を見る事ができました。
☆結果☆
vs.下志津柔道クラブ
野村 (優勢勝ち)
中条[寛](引き分け)
石山 (優勢負け)
舘野[隆](優勢負け)
田中[雄](一本負け)
小学生チームは残念な結果となってしまいましたが、この経験を活かし来年は勝ち上がれるよう頑張ってほしいです!
さて、次は中学生チームです!
ニ回戦目からのスタートとなった初戦の相手は、栃木県下野市立石橋中学校です。
先鋒戦は不戦勝だったため1つリードする形でスタート。次鋒の石川くんは素早い反応で見事な背負いが決まり一本勝ち。6年生から柔道を始めたとは思えない素晴らしい試合を見せてくれました。
続いて中堅の江畑くんも長い手足を上手く活かして相手の攻めやすい形にさせず一本勝ち。大将の井上くんも相手に最後まで攻めさせず、指導2に追い込み優勢勝ち。
みんなで気持ちを合わせ、去年の雪辱を果たしました!
☆2回戦結果☆
vs.栃木県下野市立石橋中学校
内田[迅](不戦勝)
石川[勇]一本勝ち
江畑[息]一本勝ち
高畑 一本負け
井上[勇]優勢勝ち
さぁ、次は3回戦です!
先鋒の内田くんは今日初めての試合でウズウズしてたのではないでしょうか。体重的には自分よりも重い相手でしたが、まったく怯む事なく果敢に攻め、最後に綺麗に相手を投げ一本を取りました。
初戦でも活躍を見せた石川くんはまたもやスピード感のある柔道で相手を圧倒!
背負いが決まったか…と思ったのですが、残念ながら両ひざをついて指導が入りポイントならず。
それでも攻める事を恐れず、今度は文句なしの背負いで一本勝ち。頼もしい姿でした。
☆3回戦結果☆
vs.館山市立第三中学校
内田[迅](一本勝ち)
石川[勇](一本勝ち)
江畑[息](引き分け)
高畑 (優勢負け)
井上[勇](引き分け)
3回戦を終了した時点でベスト16。あと1つ勝てば全国大会…だったのですが、優勝候補の東海大学付属相模高等学校中等部に圧倒的な強さを見せつけられ、悔しい試合となりました。
☆4回戦結果☆
vs.東海大学付属相模高等学校中等部
内田[迅](一本負け)
石川[勇](一本負け)
江畑[息](一本負け)
高畑 (一本負け)
井上[勇](一本負け)
マルちゃん杯の全国大会はベスト8の他に、出場チーム決定戦の勝者4チームが出場可能です。
遠藤道場もこの決定戦に出る事になりました!あと1つ勝って全国大会への出場を決めて欲しい!と応援席からも熱いエールが送られました。
相手は体格差のあるチームであったため、簡単には勝たせてもらえず、なかなか自分達の柔道をさせてもらえませんでした。そんな中、副将の高畑くんが10kg以上の体重差のある相手に前半果敢に攻めたのですが、抑え込まれ一本負け。この悔しさを次につなげてほしいですね。
☆全国大会出場決定戦☆
vs.那須塩原市立厚崎中学校
内田[迅](引き分け)
石川[勇](優勢負け)
江畑[息](一本負け)
高畑 (一本負け)
井上[勇](一本負け)
全国大会には一歩及ばず、悔しい結果となりましたが、一人一人の日頃の成長を見る事ができた貴重な一日となりました。
中学生はほぼ三年生で編成したチームだったので、このメンバーでのマルちゃん杯出場はこれで最後になります。
小学生の頃から参加して来たメンバーもいろいろな思いがあった事でしょう。
全国大会には行けませんでしたが、日々の練習が無駄ではなかった事、いつもがんばって来た事が結果に結び付いた事が見ていてとても伝わって来ました。
あと一歩、勝つ事に貪欲に!これからもがんばって行きましょう!
お疲れ様でした!!!